強運の持ち主

不幸を背負って生きるモツコ運がいいのか、その反対か?
最初に保護してくださった近所の方によれば、もっちゃんは高さ5~6メートルの崖から空き地に転落したのだそうだ。もっちゃんは盲目のため、不幸にも足を踏み外してしまったようだ。たまたまその空き地で犬を遊ばせていた方がそのまま保護し獣医に連れて行ってくれたのだった。
獣医師によれば「ショック状態から復活」する確率もあるから1日待ってみたそうだ。だが症状にはコレといった変化は無い。ただ、もっちゃんの表情が多少落ち着いたくらいだ。夕方獣医師の元を再び訪れ今後の治療について話し合った。
とりあえず「詳しくはネットでPEG療法を調べてね」と言われ、ポリエチレングリコール(PEG)の投薬療法お願いすることに。(PEGの静脈注射)
——
PEGについて(Purdue University)→vet.purdue.edu€(English)
技術開発機構のページ→HeadLine 947号(PDFで項目の14番目)
——
思えば、モツコは茨城県内で保護したときも、悪臭を放つ大きな腫瘍をぶら下げ放浪していた。数十回の大手術や、抗がん剤投与を耐えたその後、我が家のバカ犬に噛まれたり、野良猫に引っかかれたりで、やがて視力やら聴力やらを失って、その都度けなげに生き抜いてきた。今回も高い崖から落ちて、一命を取り留めるなんて何たるヤツだ。モツコあらため、サバイバーとでも名づけてやろうか、と思う。
PS. 獣医師の所で捨て猫のヤセのチビを見せてもらった。「もうちょっと元気にしてから・・、電話します」と先生に言われた。えぇ、引き受けますとも!よろこんで!

Comments (4)

ひよしまるくん6月 24th, 2007 at 13:03:33

崖から転落のもっちゃん・・ 病院へ運んでもらえて、良かった・・
PEGでどうか回復しますように

ほんとうに気の休まる間がありませんね
そいでもって チビ猫がまた家族に加わりそう?

samaru6月 24th, 2007 at 19:26:31

チビ猫は家族に加わったら、また少し気分も変わるかなぁ。
もちろん、他に貰い手がいれば家には来ないかもしれないけど!
まだ、手乗りサイズの小さい子。

もっちゃんは、相変わらず。PEGを2回投与したとしても
歩けるようになる時期は2週間くらいかかるかもしれない。
それどころか、PEGが効かない可能性だってあるし・・。
ふ~。

BUN6月 24th, 2007 at 20:56:38

もっちゃん見つかってよかった!
治療が大変だけど、きっと良くなるって!もっちゃんの生命力の底力を信じましょう!
チビネコは、久々の新顔ですね。サンキュー転じた名前がつくのかな???

samaru6月 25th, 2007 at 20:14:45

先生曰く、「ボケも入っているかも」だって。
確かに、結構な歳になったし(正確な年齢はわからないんだけど・・)、脱走も徘徊の一連と考えればそうかも、、と思うし。歳とっちゃったら、ある意味しかたないもんね。。。
チビ猫は、今日も抱かせてもらったけれど、小さくてはかなげで、放っておいたら死んでしまいそうな夜弱々しさだった。でも、顔を近づけたら身体を斜めにして威嚇してたよ。チビやるな~。名前は半分決めたよ。でもうちの子になったら、公表。

Leave a comment

Your comment