腐った歯とペンチ

猫エイズのキャリアが家には数匹いる。発症するまでは何ら症状は無い(と思う)。その内の一匹の口内炎が激しくなったらしく、ウギャーっと言うようなうめき声をあげて痛がるので獣医へ。ついでなのでもう一匹。口の中を気にして、爪で歯を引っ張ろうとする行動が続く真っ黒にゃんこも連れていく事に。この真っ黒にゃんこ、ゲージに入るのが大好き。今回もゲージの扉を開けた途端に自ら入って出やしない。実はこの子は動物愛護団体からの引っ越し祝いでした。兄弟のスジ君と2匹して我が家へ。ゲージ暮らしが長かったらしく今でもゲージを出すと昼寝をしに入ってしまう。スジ君はもう数年前に他界。エイズのキャリアでした。
 
今日は1つのゲージに2匹を入れて先生のところへ。口内炎の激しい子は狂ったようにゲージに入るのを拒んだけど、むりむり入れて扉を閉めた。今日は叫ばない。一匹じゃないからか。。。いつもの注射をしてもらう。ゲージからは出ずに、先生におしりを向けながらの失礼な体制で注射終了。通常この薬の効き目は約1ヶ月といわれているが、症状が酷くなってくなるとどんどん注射の間隔が短くなるらしい。この子の場合前回打ったのは1月だったから、丸4ヶ月は持続した事になる。感謝。。(実はあるものを飲ませ始めてから、ちょっと調子がいい。)
 
ところで、別の子。真っ黒くん、てっきりこの子も口内炎だと思ったら先生が口の中を見るなり、「ありゃりゃりゃ、可哀想に」と言う。歯が腐って落ちそうだという。いきなりペンチで3本抜かれちゃった。「いったーい!!」と叫ぶと、たぶんここまで腐ってると全身麻酔かけて抜くより、この方が痛くないはずと先生。納得。ペンチで歯をつかんだ途端に抜けちゃうような感じでした。