ブラブラまん? 韓国ではこう言うらしいよ。本当?

昨日はマディソンのState Capitalへ陪審選定過程を見に行った。月曜日は審議やら罪状認否やらがたてこんでいて、告示されていた時間から2時間遅れて選定が始まった。30人程の予定者を最終的に12人に絞りこむ。無造作に選ばれたこの地域に住む市民たちは、出来れば「陪審義務の免除」を希望するに違いない。だって時間的にも拘束されるし精神的にも疲れるだろうしね。時間の都合で最後までは見ていられなかったけれど、18歳の学生が「陪審員になるのは怖い」とコメントしたのに対し裁判官が「それが言えるなら問題ない」と切り返した。もう一人どうしても仕事の都合がつかないと発言した。彼の仕事は空港の植え込みへの水撒き。この仕事に関してセキュリティークリアーなのは自分だけだと主張して、結果「免除」になっていた。もう一人大学の先生で既に州の陪審員を4,5回務め、なおかつ連邦裁判でも2回の経験を持つ人が「何で自分だけ・・・」とぼやき場内が大爆笑になった。この法廷内には被告本人とその弁護士と検察官がいた。被告は露出魔らしく、朝早くに大学通りでぶらぶらさせているところを、見まわりの警察官2人に捕まったとのこと。ワハハ。でも本人は否定しています。この人はアフリカ系マイノリティー。残念なことに陪審員予定者の中にはたったひとりもマイノリティーが居なかった。偏見に満ちた人ばかりでないと良いけれど。弁護士も法廷に立つのが初めてっぽいそりゃーもう、ういういしい兄ちゃんで、予定者への質問もことごとく(検事から)異議を申し立てられていた。私が聞いていてもシャープじゃねーなぁ、こいつって印象で被告人も心配だろうなぁって変なところで同情しちゃった。