岩に願いを・・

いよいよ晴れて、富士山へ。静岡方面は雨が降りやすい、なんていう不吉な天気予報を「聞かなかったこと」にしていざ出発。が、富士山に近づくにつれだんだ~んと曇り空に。ま、いいや。今回は頂上を目指すわけではなく「宝永山」周辺を軽くハイキングするだけだし、軽く見積もって3~4時間の行程だし。しかーしっ!富士宮口新5合目に到着したときには下界はおろか頂上も全く見えないくらいガスっていて、結構寒い。コンビ二で買ったおにぎりをほうばりながら、少し休憩。13時頃にハイキング開始。まず、5合目~6合目。去年は2回登ったのに(頂上まで)、今年はこの距離でさえ息切れ。完全な運動不足だなぁ。6合目からは宝永火山火口(第一火口から第三火口まである)、方面へ分岐する。富士山は火山岩でザリザリの砂利道が多く「崩落につき通行注意」という看板が立っていた。良く晴れたときにこの宝永山を登山道から眺めた昨年、そのポッコリとした愛らしい風貌に是非とも「制覇したるで~」という気になったんだが・・。今年は霧で前も良く見えず寒いし強風が叩きつけてくる感じで楽しむどころでは無い雰囲気。相棒が「これは霧じゃなくて雲なんじゃないかな?」という。あぁ、そっか標高が2600㍍よりも上だもんね。雲じゃんこれ。ビュービュー吹いている風の音しか耳に聞こえず、しかも雲の水蒸気?がその風とともに体に当たるもんだから、私の右半身だけがビッショリに。髪もシャワーを浴びた後のような洗い髪に・・。持ってる杖もシットリ。視界に入るのは斜面と相棒のリュックと足元の岩々。途中、チューリップの様なコロンとした可愛らしい赤い岩を発見。抱きしめるのに丁度良いシェイプ。思わず写真を。この岩はきっと噴火の時に飛んできて、この場に留まり、この先もずーっと、気が遠くなるくらい先までここにあり続けるのかなぁ、と思ったら何ともいえず愛着が湧いてしまった。で、この岩にお願いした。「この雲と風を取り払って!!」
願いは聞いてもらえなかった。宝永山山頂まであとほんの僅かな距離を残して、余りにも無常な風と霧?に登頂を断念して、別ルートで5合目まで戻ることになった。相棒とキリにけぶる宝永山頂上を眺めながら「北極のブリザードみたいだね」と言って笑った。(体験した事無いけど。)それでも2時間半ほど歩いて回った。今回は天気に泣かされたけれど、近いうちにリベンジにやってきますから、ヨロシク~。五合目駐車場到着4時。


6時半帰宅。さぶろくが吐きまくっていた。全部アワ。何かいけないものでも口にしたんじゃないだろうか、と心配になった。ミルクも飲まず、食事もしなかった。ずーっと寝ている。獣医さんの診察時間は過ぎてしまったので、明日あさいちで診察に連れて行こうと思う。夜の11時頃にほんの少し仔猫用の缶詰を口にした。今はテーブルの上で寝ている。まるちゃん、食事せず。ぶーちゃん、食べたものを吐いた。毛玉か?ふでぼんは、小康状態。完璧ではないが、毎回一定量は口に出来るようになった。そのほかは特筆すべき事は無し。
土曜日は中華街へっ!楽しみ。