3日目・放水中

ヒトの波を掻き分けて、黒部ダムまで。気温は6度。霧だと思ったら、ダムの放水中の水が風で巻き上げられたものだった。天気は曇りから、いよいよ雨に。でも、ありがたいことに本降りにはならず、全ての見所を見終わった。ロープウェーは晴れていれば、白馬岳やら唐松岳なども望めただろうに、ちょっぴり残念な気もしたけれど、また訪れる機会もあるでしょうから、そのときの為に楽しみを取っておこうと思った。信濃大町の駅から松本に向かったんだけれど、普段は車で通過するだけの場所に下車してのんびり歩くと色々面白いね。駅前の地元のパンやさんとか、美味しそうだった。JR大糸線で松本へ。眉毛をそった女子高生が車内で化粧を始めた。いまどきの子はマスカラをあんなに使うのか?そのこは4,5本使ってたよ。左手には常に2本のマスカラを握っていた。自分的にはその子の眉毛が書かれる(完成する)まで見ていたかったけれど、松本駅の手前で電車が混雑してしまい、視界を遮られ、すっげー残念だった。電車内の10代率は高めだったけれど、化粧中の子は、その子だけだった。

3日目・アルペンルート

宇奈月から富山へ行き、富山駅ビル内で10月頃までしか食せない「しろえび」の天丼をいただく。¥630.うんま~。
土曜日。アルペンルートは観光客で殺気立っていた。旅行はシーズンオフ、をモットーにしていたので、こんなトップシーズンに観光地に来るのは珍しい。トロリーバスに乗るにも、ケーブルカーに乗るにも、整理券やら券の引き換えやらでとにかく順番待ちを強いられる。心と時間に余裕の無いヒトや、昔からヒトに譲る気持ちのないヒト、はなっからマイペースのヒトやら色々で、(ただし焦っている人達の比率が多い・・)どっと疲れる。バスの出発時刻ぎりぎりに走りこんできて「混んでるじゃーん、私に知らないヒトの隣に座れっていうの?そんな事絶対にイヤ!」と叫ぶアホ高校生風の茶髪の子。それに何も注意しない親、とか。見ていて滑稽ってか、疲れるよ。その他順番に並んでいるのに後ろからどついてくる「プッシングおやじ」などなど。ヒトが沢山いるとおもろいわぁ~(うそ)。午前中は晴れていたけれど、午後から曇り。のち時々雨。雨は残念だったけれど、切り立つ立山連峰が、まるで墨絵のように幻想的でウットリしてしまいました。今日の残念賞は、紅葉真っ盛りで目にも鮮やかな阿弥ヶ原を通過してしまったこと。アルペンルート越えをした今、今度は阿弥ヶ原に一泊してその周辺を散策してみたいです。写真は山に行くにはちゃんと装備を!との忠告(サンキューBUNちゃま)を受けて、自分なりに装着しました。あ、荷物は富山県側から回送(¥1200・便利!)してしてもらっちゃったので無しなんですが・・。