じわじわ

くしゅ
くしゅ

クシュカは、意識がなくなる前に、私の額に自分の額をスリスリ、ゴリゴリしてきた。クシュカが死んでしまってからまもなく10日が経とうとしているけれど、そのことが今になって、とても思い出される。
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クシュカの精一杯の感謝の気持ちだったのかな・・と思ってしまい涙があふれてくる。全く上手に表現できないのだけれど、こんな小さな生き物がそれ程の感情表現をすることが出来るのだから、言葉がない分、とても重くそして切ない。
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一生懸命病気と戦って寿命を全うしたのだから、むしろよく頑張ったと褒めてあげたいくらいだったのに、じわじわと寂しさがこみ上げてくる今日このごろなのです。