黒部2004/09

初日

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宇奈月温泉に到着!
眠いから日記は明日書きます。

2日目

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日記を書くのが面倒になってサボりまくりの昨今です。初日は、宇奈月温泉で食した超おいしい釜飯にビールがぴったりですぐにホロ酔い気分になり、そのまま爆睡。「日記更新しなよ」という相棒の声が天の声に聞こえたけれど「うるさい~、眠い~」とホッタラカシタ。反省。
で、車の旅に慣れていたけれど、色々考えて東京駅から越後湯沢を経由して北北線にて魚津→富山電鉄・新魚津→宇奈月へ。台風を心配したけれど新潟を越えた頃から晴れてきた。日本海は荒れていた。見慣れない北陸の風景を楽しみながら目的地まで。山々が深くなってきたところで再び霧雨になった。うなづきに着いてトロッコ電車の様子(ここは事前に予約しないと乗れないよ~!)を見に行ったら雨合羽をきた中高年の方たちが寒そうにしながら乗っていた。雨だと可哀想・・。宇奈月温泉はトロッコ電車の途中駅「黒薙」というところに源泉があるとのこと。お湯は無色透明。硫黄臭の好きな自分にとっては少し物足りない。でも、温泉街は静かでひなびていて、何しろ「お米」が美味しかった。水もおいしいからね~。
2日目のメインはトロッコ電車。ピーカンで雲ひとつ無い良い天気。運良く1号車の一番前に座れてコトコトゆられて欅平まで。片道およそ1時間半。寒くて眠くなった。楽しみにしていた人食い岩と猿飛び峡は自然災害や歩道の補強のためにどちらも通行止め。したがって散策は駅周辺のみ。とてもガッカリした。宇奈月温泉商店街にあるラーメン屋でお昼を食べて、お店のヒトが是非と進めてくれた「足湯」を楽しんで、富山に移動した。

3日目・アルペンルート

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宇奈月から富山へ行き、富山駅ビル内で10月頃までしか食せない「しろえび」の天丼をいただく。¥630.うんま~。
土曜日。アルペンルートは観光客で殺気立っていた。旅行はシーズンオフ、をモットーにしていたので、こんなトップシーズンに観光地に来るのは珍しい。トロリーバスに乗るにも、ケーブルカーに乗るにも、整理券やら券の引き換えやらでとにかく順番待ちを強いられる。心と時間に余裕の無いヒトや、昔からヒトに譲る気持ちのないヒト、はなっからマイペースのヒトやら色々で、(ただし焦っている人達の比率が多い・・)どっと疲れる。バスの出発時刻ぎりぎりに走りこんできて「混んでるじゃーん、私に知らないヒトの隣に座れっていうの?そんな事絶対にイヤ!」と叫ぶアホ高校生風の茶髪の子。それに何も注意しない親、とか。見ていて滑稽ってか、疲れるよ。その他順番に並んでいるのに後ろからどついてくる「プッシングおやじ」などなど。ヒトが沢山いるとおもろいわぁ~(うそ)。午前中は晴れていたけれど、午後から曇り。のち時々雨。雨は残念だったけれど、切り立つ立山連峰が、まるで墨絵のように幻想的でウットリしてしまいました。今日の残念賞は、紅葉真っ盛りで目にも鮮やかな阿弥ヶ原を通過してしまったこと。アルペンルート越えをした今、今度は阿弥ヶ原に一泊してその周辺を散策してみたいです。写真は山に行くにはちゃんと装備を!との忠告(サンキューBUNちゃま)を受けて、自分なりに装着しました。あ、荷物は富山県側から回送(¥1200・便利!)してしてもらっちゃったので無しなんですが・・。

3日目・放水中

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ヒトの波を掻き分けて、黒部ダムまで。気温は6度。霧だと思ったら、ダムの放水中の水が風で巻き上げられたものだった。天気は曇りから、いよいよ雨に。でも、ありがたいことに本降りにはならず、全ての見所を見終わった。ロープウェーは晴れていれば、白馬岳やら唐松岳なども望めただろうに、ちょっぴり残念な気もしたけれど、また訪れる機会もあるでしょうから、そのときの為に楽しみを取っておこうと思った。信濃大町の駅から松本に向かったんだけれど、普段は車で通過するだけの場所に下車してのんびり歩くと色々面白いね。駅前の地元のパンやさんとか、美味しそうだった。JR大糸線で松本へ。眉毛をそった女子高生が車内で化粧を始めた。いまどきの子はマスカラをあんなに使うのか?そのこは4,5本使ってたよ。左手には常に2本のマスカラを握っていた。自分的にはその子の眉毛が書かれる(完成する)まで見ていたかったけれど、松本駅の手前で電車が混雑してしまい、視界を遮られ、すっげー残念だった。電車内の10代率は高めだったけれど、化粧中の子は、その子だけだった。

専門用品

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今回は、雨の中のトレッキングになるだろうと予測して、普段よりも念入り?に服装の準備をした、つもり。買物に出かけた専門店では、雨・砂利カバーのスパッツを見たり登山用の靴下を買った。数人のオバちゃまが、恐らくトレッキング初体験の知合いを連れて店に来ているようだった。店員さんが丁寧に、トレッキングシューズの選び方を説明しているときに、店員さんを無視して色々と茶々を入れていた。どう考えても店員さんの説明は「金」オバちゃんの無駄話は「?」なのに・・。きっとおばちゃんのペースで、アレもコレも買う事になって、立派な「登山スタイル」が出来上がるんだろうな・・と思った。さて、それはさておき、今回値段も見ずに購入した「登山用靴下クールマックス」、レジで代金を請求されて、ビックラポン!1足¥2600也~!!ひょえ~っっ、こんなにお高なの?ダサいのに・・。でも、自分の靴と合わせて実は驚いた。しっくり、ピッタリで同じ靴を履いたとは思えないくらいのフィット感。当然、歩きやすくなって疲れにくくなった。恐るべし、専門用品。今後は私もきちんと登山者用の服装で固めようかしらん?
富山を旅行して、その土地が好きになった。切り立つ山々を背にして、日本海も近い。何しろ、畑の中を疾走するキジの姿をローカル電車の車窓越しに見つけたときには、ことさらに田舎っていいなぁ~とジワジワときてしまった。早く、引退してのんびりしたいなぁ~。
ま、その前に先立つものも必要、なんですけどね。

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