ギル

20061206-giru01先生の所から戻った頃から、ギルの元気が無い。腹水を抜いた昨日は、ジャンプしてくるくる回ってしまうほど(実際にはやらなかったけれど)うれしそうにして見えたのに・・。
今日は肝臓のレントゲンと、肺に溜まった水をホンの少し抜いてくれたらしい。心臓は物凄く大きくなってしまった。肝臓もせり出してきた。肝臓のせり出しが腫瘍なのかどうなのかは実際のところ「開いて」みないとわからないんだそうだ。でも、現在のギルの体力が、麻酔やら手術やら、術後の痛みに耐えられるほど残っているとは思えない。2日連続の検診で、ギルも病院疲れをしたんだろうか?玄関の座布団の上にうずくまったままじっとしている。寒いので座布団と毛布の間にカイロを2個投入しておいた。見に行くと、それを抱きかかえるようにして丸くなっている。夕方よりは元気が出てきたらしく、ササミジャーキーハードタイプをホンの少し食べた。明日の朝、ギルの大好物のパン(無塩)が焼きあがるようにセットした。昨年はこのパンのおかげで乗り切れたようなものだから。余生が短いならば、好きなものを食べさせなくちゃね。
 
一昨日、昨日、今日と「つき」がとてもきれいだ。日没直後は、東の空に橙色の大きなつきがデーンと構えている。夜11時を過ぎると真上の空に煌々と輝く月になる。寒いけれど、ピンと張ったような空気が頬に気持ちよかった。
 
ギルが持ち直してくれるといいな。

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