忍耐あるのみ

バレエのレッスン中は親は隅っこでその様子を見ていられる。
親の私を気にするあまり、それか、もともと無い集中力のせいか、先生のお話を全く聞いていないレッスン中のわが子。

レッスン前に「先生のお顔を見てよーくお話聞こうね。ママの方ばかり見たら、ママ途中で家に帰っちゃうかもよ」と噛んで含めるように伝えた。

そのせいか、開始後15分までは先週とは比べられないほど真剣にレッスン。「やればできるジャーン」と少し誇らしく思ったが、それ以降は緊張の糸がプツンと切れたようで、普段どおりの、おふざけモードにギア固定。

ありゃりゃりゃりゃ~。

でもね、出来ないなりにレッスンにはついて行ってる。出来なくても、「ねぇ、話聞いて、こっち見て~」と先生に何度言われても、見るからに疲れていても、楽しそうにレッスンを続け、決して「つまらない」とか「やりたくない」とは言わない所が長所でもあるんだな、と気が付いた。

でもね、ほかの子にちょっかい出してその子からも集中力を奪うから、ちょっと肩身が狭い。親全員見てるしね。「すんまっしぇーん」と笑いながら言いつつ「忍耐あるのみ」の毎週土曜日のレッスン鑑賞であるのであーる。

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