深夜のごほうび

飼い犬のよつはとの夜の散歩を始めて、早9か月、散歩の途中には「自販機」という誘惑がいくつもある。
寒い時はそれほど気にならなかったけれど、春以降、甘い誘惑に負けて何度も飲み物を買っている。売っているメーカーやら、自販機により値段はさまざま。私が時々買っていた「デカ●タ」は、散歩コースから少し外れたところにある自販機だと120円だけど、散歩コース上のは150円。そりゃ、コースを外れて安い方へ行くよね。
最近だと、深夜の散歩に時々娘もついてくる。そうした時は必ずと言っていいほど、販売機で買い物。
そして110円から買える安い販売機(しかもくじ引き付き)の方に好みのドリンクが多いのでそこで買う。ボタンを押し、ルーレット?「7777」の数字が揃えばもう1本貰えるってヤツ。常々、こんなの当たらないよね~、と娘と言いつつ、買った後はほんの少しだけ期待しちゃう。たいてい「7778」で外れる。「はずれたねー、やっぱりね~」と負け惜しみつつ家路に着く感じ。

ところが、だ。

昨夜は一人の夜散歩。何だかのどが渇いたなぁ、とくじ付きの販売機に向かう。何だか炭酸が飲みたいな~と、しばし悩みつつビタミン系の缶ジュースをチョイス。買ったジュースを取り出し帰ろうとしたとき、いつもと違う発信音が「ピピッ、ピピッ」と。「ンン??」と振り向くと、110円のジュースのボタンが点滅中!
「キャーァァァァッ!!当たったぁ~」どれにしようか悩みたかったけど、娘がいつも買っていた「がぶ飲みメロンソーダ」を慌てて押した。ガチャン!出てきたよ。本当に当たったよ!冷静になったとき、買おうか迷っていた「おきなわシークワーサー」にすればよかった、と思ったよ。

でもさ、その昔、どれくらい昔かも忘れたけど、過去にも1回販売機で当たったことがあったけど、当たったのかも分からず、迷いながら押してみようと思った瞬間、タイムアウトで点滅が消えたという、つらい過去を持っている私に、考える余裕はなかったのだよ。

案の定、今日、件のジュースは娘と相方に全部飲まれてしまってた・・・。トホホ。ま、当たったことは素敵。

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