久女（ひさめ）
オピチャは、現在の住居に引越しした後で、とある動物保護団体から「引越し祝い・その２」として譲り受けた猫だ。世話をきちんと出来ない家庭から保護したと聞いている。その時すでに大人の猫だった。あれから11年目の冬だ。
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その頃は、オス猫ばかりを立て続けに家族に迎えていたので、「久しぶりのメス」という意味で「ひさめ」と名づけた（ナイス！）。氷雨なんて歌もあったね～。おひさ、とかおぴーとか呼んでて、いつの間にか愛称の「おぴちゃ」が本当の名前みたくなった。
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昨日から、かなり具合が悪い。朝、強制給餌をしたけれど、私もオピチャも辛かった。もう止めようと思った。相棒が休暇を取ってくれて傍にいてくれた。私も午後休みを取った。今は体温も下がり徐々に旅立ちの準備をしているようにも見える。何よりも、静かに、おとなしく、私の傍で寝ている。
奇跡が起これなんて思わない。苦しまずにただ安らかに、、そればかりを願う。
