だまし討ち?

笠取上から
笠取上から
笠取下から
笠取下から

東京都を流れる多摩川源流「水干」を見に行こう、と久しぶりの降水確率0%・晴天の日に出発した。相棒いわく「はとバスツアーもあるくらい初心者コース♪」。ふーん。
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某水道局のホームページに乗っていた適当な地図(途中、ベテランさんのハイカーに道を確認するときに見せたら「なんじゃこら?」と言われちゃったよ!)を持ってお気楽に出発!!
以下行程:
作場平口 スタート(11:00) → ヤブ沢峠(12:15) → 笠取小屋(12:37) → 昼食30分 → 小さな分水嶺(13:15) → 笠取山 山梨県山頂(13:42) → 笠取山 埼玉県山頂(14:00) → 水干(14:25) → 水場(14:40) → 笠取小屋(15:20) → 一休坂(16:00) → 作場平口 ゴール(16:30)
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近場の山と思いきや、侮るなかれ。到着までに車でおよそ3時間。
それから、登山道に着く直前に「標高差700メートルくらい」と告げられた。あれ?源流を覗くだけだったはずでは?「いやいや、笠取山登ろうよ」 えぇ~!?

変化に富んだ登山道に気分も高揚する。作場平付近は、獣のにおいがして、鹿の足跡やフンが落ちている。沢があちこちにあり、見渡す限り苔むしたミドリに縁取られている。笠取小屋を過ぎた頃には視界も広がり始め、明るい日差しの中を歩ける。とぐろを巻いた蛇や、ホバーリングするハチ、そして風に揺れる高山植物。そのすべてがキラキラしていた。
そして、笠取山。スキー場の上級者コースが控えていた。
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登ったさ。山梨百名山。笠取山1953m(埼玉県側の山頂)。見晴らしのよい場所(山梨県側山頂?)からは、見渡す限り山、山、山の大展望。途中すれ違ったおじさん(このヒトもベテラン)に「富士山もまだ見えるよ」と教わったとおり、光に霞む富士山が見えました。
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あれ?水干の事かいてないじゃん。
水干ね・・・笠取山の感動に比べれば、どうってことないのよ。実際。だから別の日に書くわぁ。
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帰りに丹波山温泉「のめこい湯」に入って本日は終了!!

それから、この場所に「はとバス」ツアーは無いよねぇ?