記憶

とある市の公民館敷地内に公園があり、そのてっぺんに「忠霊塔」があった。公的施設内にあるんだなぁ、なんて思いながらもとりあえず合掌。
昔、自分が小さかったころ、叔母の家の近くにも忠霊塔があって、やっぱり公園?内だったかな。うっそうと茂る木々の間に、ズーンとそびえ建っていて、「死んだ人の魂をなぐさめるものだよ」と教わって以来、背筋がぞわぞわして近くに行けなくなってしまった思い出がある。風が吹くと木々もザワザワしてそれがまた怖かった。

どちらにも、「忠霊塔」と記されているだけで、それを具体的に説明しているものが近くに無いのだけれど、厳かであるものの、圧倒する威圧感・・と言ったら正解じゃないんだけど、重たい雰囲気が漂う。

いずれにしても、今の自分の(世界は平和じゃないけど)平穏に感謝ってことです。