road kill

相棒を送り届けた職場敷地内で、小鳥の死骸を見つけた。
最近、こんなことばかり。

見つけたからには放っておくわけにはいくまい。ある時点までは生きていたものが、今は静物画のように動かない。もう痛くない、寒くない、熱くもない、そして恐怖も感じず、もちろん飢えることもない。永遠にこの子の時間は止まったまま。それが世の常か。
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道路から引き剥がし、お祈りを捧げ、そして柔らかな土に埋めた。
後のことは、分解者達に任せたよ。
よろしくね。

体が冷え切ったので、自分も職場へ行き、熱いお湯を飲み、気持ちを落ち着かせた。そして少し仕事をして帰った。