Nephila clavata

P_20171103_085501_vHDR_Autoジョロウグモ。我が家の駐車場に張った立派な巣に姿が無かった。11月に入り、一生を終えたのかと思ったら、場所を移していた。
よく見ると、卵を産んだらしい。お腹が少しへこんで、作業する姿も何だか弱弱しい。
最期の力を振り絞って、次の世代への大切な命を紡いでいるように見えた。
よく晴れた、素敵は秋の朝、青空の下、小さな命が消えようとしている。そして、その命を、次に託そうとしている。

何だか、心にグッとこみあげてくるものを感じて、しばらくの間その場所を動けなかった。

小さな、ジョロウグモ。君のことは忘れないよ。

次の季節、子供たちに会えるのを楽しみにまっているからね。