めいっぱい
おせんの手術痕は、前足からほぼ後ろ足まで、お腹を縦に一文字。
胴体お腹側の全てに縫いしろがある。まだ抜糸できないので、もうそれはそれは痛々しい。
私「何だかやせて見えます。」
獣医「皮膚を引っ張って(寄せて)ますから。」
私「痛々しいです」
獣医「乳腺腫瘍は最初の手術が肝要だから。」
・・・
おせんの腫瘍の悪性如何は、病理検査の結果を待たねばならない。でも、悪性と仮定し、この手術で全てを取り去ることが出来たのなら、再発する確率は相当に低くなるはず。おせんには可愛そうだけれど頑張ってもらうしかない。
体重3.96kg(うろ覚え。4キロ弱だったなぁ。)股関節付近のリンパも全て切除した。脇のリンパは悪性だった場合に取る事になる。
おせんは相棒の顔をみて「アーン」と鳴いた。会いたかったみたいだ。今も相棒のひざの上で寝ている。
私のことはやっぱり嫌いのようだ。
写真はチョッキを着ているおせん。本当はこれにエリザベスカラーが付く。
4月 27th, 2009 in
猫犬
「乳腺腫瘍は最初の手術が肝要だから。」
その通りだと思います。
でも飼い主さんは躊躇する人も多く、後で後悔なさるんです。
無事に帰ってこれたおせんちゃんを褒めてあげてください。
悪性じゃなかったという結果を聞いて、今とても複雑な気持ちでいます。
おせんちゃんは元気です。
そうですね・・・複雑です。
猫さんももっと気軽にセカンドオピニオンが受けられたら良いと思うのですが・・・。
二年前、ウチの「ちゃあ」は口の中に扁平上皮癌のような腫れ物があったのですが、たまたま先生方の集まりに主治医が「ちょっと貸してね」とつれていってくださり、結果5人もの獣医さんの判断で腫瘍ではないという結果に落ち着きました。
抜歯はしたのですが、大きな手術にならずにすみました。
症状を自分で訴えられない動物の場合は、人間の判断になるわけで、しっかり観察していけねばならないのですね。
みいしゃさま
ご連絡いただいてから1週間以上経ちました。この間、私の気持ちも落ち着き、おせんの見事な快復ぶりに驚嘆しています。先生からより詳しい病理解説書もいただき、「異型性を示しつつも、明らかな配列や構築の乱れはない」という記述には、やはり胸にチクリとくるものがあります。
ですが、将来の事も考えこれで一種の不安材料が取り除けたと考え、しっぽが9つに割れるくらいに長生きしてくれればいいな・・と思っています。
セカンドオピニオンについては、そう思います。患者(飼い主)も医者(獣医師)ももっと自由に気楽に受けられれば理想ですよね。もしくは、「こっちの医者の方が専門性が高いよ」とか紹介があったりすればいいですよね。主治医への信頼は揺るがないものがあっても、専門分野はそれぞれ異なるでしょうから。