動物の勘

どの写真も可愛いギル。朝、ギルに「今日はお昼に帰って来るけど、13時過ぎだからね」と声をかけてから出かけた。約束どおり13時15分頃に家に帰宅してギルの介護をした。
汚れたペットシーツを取り替えたり、向きを変えたり、口の周りを拭いてあげたり。でもちょっと様子が変だった。元気が無くて足がものすごく冷たい。心臓に手を当てると脈も何となく弱く感じた。耳の後ろを撫でながら、だんだんと呼吸がおかしくなったことに気が付いた。
「ギル、大丈夫?」と声をかけながら見守った。心臓に置いた手に確実に弱くなる脈を感じる。水を含ませたティッシュで口元を拭いてあげたら、ガボガボと気持ち悪そうな動きをした。
行こうとしているんだな・・と思った。ギルを撫でながら色々話しかけた。これまでのこと。いい子だったギルのこと。いろいろ。たくさん。鼓動が一層弱まる。力強さが全くなくなった。そんな時「ギル?」と呼ぶと再びトクトクと脈が出る。でも、呼び止めちゃいけない、行かせてあげなくちゃ、と思った。
苦しそうな鳴声も出さず、迷惑をかけることもせず、静かに旅立った。本日13:35分頃。
動揺してしまい、その後職場に戻れず。
・・・・
午後休扱いにして夕方職場に戻って片づけをして帰った。
・・・・
律儀に私を待っていた。最期までいい子だったギル。

Comments (2)

にくきゅう11月 7th, 2007 at 12:57:34

ギル、旅立ってしまったのですね。
最後のお別れをするために待っていてくれたのでしょうね。
別れは悲しい・・・
写真の中でしか見た事のないギル
でもずっと見てきて会った事があるような気がしているギル
ご冥福をお祈りしています。

samaru11月 7th, 2007 at 21:03:14

にくきゅうさま
やさしいお言葉ありがとうございます。
ここのところ仕事が忙しくなり、なかなかギルのお骨を
引き取りにいけません。再び家に戻ってきたら、ギルの好きだった
パンをお供えしようかな・・と思っています。
・・・保護したとき、乗せた車の中で安心したのか私の手のひらに
あごを乗せて眠り込んでしまった姿を懐かしく思い出します。

月日が経つのは早いですね。でも、順当に歳を取ってこれたんだな、と思います。
有難うございます。今後ともよろしくお願いします!!

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