春眠・・

トンカ相棒は、早朝にこっそり起きだして、群馬県方面にスキーに出かけたらしい。目覚ましで朝起きたら、もう出発した後だった。全く気が付かなかった。
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というのも、私は昨夜、寝つきがとても悪かった。23時には床についたが、眠れない。しばらくモゾモゾしてたけど、一向に眠くならないので諦めて階下に下りて気分転換でもしようと思った。時計は夜中の12時だった。ふとトイレを覗いたら、我が家のチッチ大魔王「トンカ」がトイレマットの上で孤独に小さく香箱をつくり私を見上げていた。「トンカ?」って呼んだら「ニャー」と可愛らしい声で返事をした。多くの猫たちが私の布団の上で好き勝手に寝ているというのに、いじめられっ子のトンカは一人ぼっちで寒い場所にいた。とても哀れに思えて抱き上げた。本当は、1匹で居るのが好きなのかもしれないけどね。実際、コナラは居間の私の座布団の上で寝てたし、寝入りばなに散々甘えていたクシュカは、居間のキッチンカウンターの上で寝ていた。それぞれの猫の形。可哀想と思うのも、甘えん坊と思うのも、思えば私の勝手な思い込みかもしれない・・・・。
なんて事を考え、仕事の事を考え、明日の事を考えていたら、ますますもって眠れなくなった。暁を覚えずってのは、眠れないから朝、起きられなくなるってことの例えだったのか?
違う?違うかぁ~。