悲しきカラス

夕方、ベビを連れて散歩へ出ようと玄関を出たら、お隣のお家の前の道路でカラスが死んでいた。体を大きく仰け反らして。
体には食べかけの魚が付いていた。
ちょうど電線の真下に落ちていたので、ひょっとしたら感電でもしたのだろうか。
採ったばかりの獲物を、美味しそうに食べている途中だったのだろうに。

真実はいったいどうだったのか知る由もないけれど、なんだかとても悲しくて切なくなってしまった。相棒が亡骸を埋めてくれた。

寿命を全うしたのなら、いいのだけれど。