くろパパ2号の心根
今、我が家の外猫として、そして自治会の地域猫(たぶん)として3匹の親子がいる。
全員黒。
猫エイズキャリアだし、すごく汚れてて臭いけど、皆勤賞のくろパパ2号。
そしてその子供たちの、レンジ(目がオレンジ色のオス)と、なうん(鳴き声がナウンだから)。
去年、母猫もろとも全部捕まえて、避妊去勢した。
母猫は神出鬼没。でも子供たちが大きくなるまでは、しっかり育ててくれた。
今はくろパパ2号が子供たちを守ってる。
そしてちょっと前から、やせこけた白茶の猫が来るようになった。遭遇するチャンスはあまりないけど、
見かけるときはいつも身を縮こませて、焦ってごはんを食べ、駆け足で去っていくような感じ。
時折、けんかをするような鳴き声も聞こえていた。きっと追い出されてしまうのだろう、と思っていた。
それが、今朝、朝ご飯を置いてあげようと勝手口を開けたら、くろパパ2号が白茶の後ろに座っていた。
そして、ご飯を食べさせている間、隣でじっと待って見守っていた。
白茶は無我夢中でご飯を食べていた。
くろパパの後ろにはレンジがこれまた座って待っていた。
くろパパ2号は、なんて優しいんだろう。子供を見守り、その後は食えてないやせた猫にご飯をゆずっていた。
白茶は未去勢のメスだろうか・・。
やせているってことは子供を産んだのだろうか・・。
それはそれで、心配。
感動しつつも、心配な、4月の冷たい朝。
4月 28th, 2020 in
猫犬