way less sad

お皿に出現したさぶ

さぶろくがいなくなって寂しがってばかりいるのを心配したのか、お皿にさぶろくが出現した。お弁当に入れるチキンカツの味見を娘にさせてあげようとソースをかけた後、ふと見たら・・・。なんだか笑っちゃった。


その写真が出現した日は、在宅勤務をして昼休みを利用して、さぶろくをお迎えに行く日だった。どれだけ、さぶの存在が大きかったことか。猫たちそれぞれ皆違った良さをもっているよ。さぶは特別だよね。何せ私と誕生日が同じだもんね。

寂しさを噛みしめて。歯を食いしばって耐えているところに、お皿にソースのさぶろくが現れるなんて。

BGMは ”way less sad”・/ by AJR ♪hey hey hey で始まる元気ソング。まだハッピーには程遠いけど、悲しくはないよ、的な内容。このPVにも元気づけられる。

よつは熟睡

今日は相方は休日出勤で、娘はボーイスカウト活動で、2人とも終日いない。ここのところ、娘は「反抗期かよ」ってくらい態度悪いし、相方とも険悪な雰囲気で、私はノーカウント的な立場なので、ひとりでのんびりな休日。
朝からオンラインヨガなんてしちゃって。13歳で便秘症に苦しむペグを抱っこしてお腹マッサージをしながら居間に座っていたら、なんだかとっても「掃除しなくちゃ」モードに切り替わって、居間とキッチンを中心に掃除。中でもキッチンにあるストック棚の中の「賞味期限切れ」商品を思いきり捨てた。フードロス、ごめんなさい。

洗濯もしたし、よつは(犬)の散歩にも出かけた。曇天だけど暖かいせいか川沿いの散歩コースを歩く方々多し。汗もじんわり。そうだ、よつは(犬)を洗おう!!

家に帰って嫌がるよつは(犬)を引きずって浴室へ。2人仲良くシャワーで汗を流す。よつはも気持ちよいのか逃げ腰なれど、時々目が合って「よし」と言うようにうなずく。気のせいかもしれないけど、ちょっと心が通い合っているような気がしないでもない。

今、よつは。は自分スペースのラグの上でぐっすり寝ている。そこはかとシャンプーのにおいが、犬臭とまじりあって漂っている((笑)。

I feel really really low, and I know why

さぶろく_変顔

さみしくて、どうしようもない。

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反抗期気味の娘と、それをかばって止まない相方と、それと心理的ストレスが重なって、どうしよう。
沈む、沈む、沈む、沈む

沈みすぎて、毛が抜けそう。

喪失感

これからどんどん実感していくんだよね。さぶろくが居ないってことを。
今日は在宅勤務だった。休み時間を作って、さぶろくを焼き場に連れて行った。一緒に焼いてもらおうとシーツと猫のクッションカバーと、ここ最近お気に入りだったシーバのカリカリやら、老猫用のごはんとか。本当はささみを茹でたのを持っていきたかった。これを食べたいがためにキッチンの出窓に飛び乗ったんだもんね。最後までその気力は残ってたもんね。
キッチンのシンクの上にある出窓だから、先週は何度か失敗して、シンクのてっぺんに前足が乗っかるだけで、後足のジャンプ力が足りずに飛び乗れず、そのままビローンと体が伸びてたね。まるで雲梯にぶら下がっているみたいで笑っちゃった。もちろん、さぶろくが必死なのはわかってるから、抱っこして載せだけど。

西日のあたるキッチンに向かっても、飛び乗ってくれる子はいない。夕飯を食べても、隣でジッと顔を見つめてくれる子がいない。
腕枕で寝るふわふわのミルクティー色のさぶろくがいない。

残像は見えるのに、本体がいない。

どこにも、いない。

この現実を受け止めて、自分の中で認めなくちゃ。じんわりと、そして確実に喪失感が胸に広がる。

さみしい。

私にはどうにもできない

愛しのさぶろく

さぶろくが逝ってしまった。家族の誰も待たずに。

年のせいかだんだんと痩せて来たさぶろく。今年に入ってすぐ、ぐったりとしたことがあって、かかりつけ医に連れて行って血液検査をしてもらうも腎臓の数値等に問題は無かった。とはいえ、痩せすぎて血管からは十分に検査ができるだけの血液が採れない状況で簡易検査だけしかできなかったけれど。その時は輸液をしてもらって帰り、何だかんだとその後は元気が出たようだった。

ただ、何となく調子は良くなさそうに感じていた。暖房の効いた部屋から出て、涼しいっていうか寒い場所に横たわることも増えた。もうすぐ17歳になるし、仕方ないことなのかも、とも思っていた。その時は2月半ばくらいまで頑張れるかどうか・・と思った。

でも、ひょうひょうとして、キッチンの出窓に飛び乗って私から「何か美味しいもの」を貰うまで待ったり、夕食の時は私の隣に座っておこぼれを欲しがったりいつもどおりの様子が続いた。ただ、先週末からやっぱり様子が変なので、週明けには先生の所へ連れて行って、輸液をしてもらうおうと考えていた。

キッチンの出窓に飛び乗れなくなったのがやっぱり3日ほど前。その都度抱っこして載せてあげてた。

2階に上がってくることも減って、寂しいと思っていたけど、階段を登るのはしんどいのだろうと私もあきらめていたし、そろそろ私が布団を1階に持って行って一緒に寝てあげたほうがいいなぁと、ぼんやり考え始めていたんだよ。

それなのに今朝、ふと気が付くと、さぶろくが枕元で私を見つめていた。思わず抱きよせて、「偉いね、ここまで来れたんだね。元気出たね」と、しばらく腕枕でまどろんだ。幸せな時間だった。今日が在宅勤務だといいのにね。明日は在宅だから一緒に居ようね、だから、今日仕事から帰ったらお医者に行ってみようね。と声をかけた。

間に合わなかった。娘が学校から帰宅して倒れているさぶろくを見つけた。生きてると思って撫でたらもう・・・。汚れた体をふいてくれて、ペットシーツに寝かしてくれた。娘が言った「さぶろくは、いつもママが座る場所の方を見ていたよ」と。

今日は定時に仕事を終わらせてダッシュで帰宅した。あっけない。本当にあっけない。でも、16年前の私の誕生日に目も開いていないこの子を保護してから今日まで、一緒に生きてこられて幸せだった。さぶろくは私の大切な長男で、一番良きパートナーだった。支えてくれてありがとう。お前がそばにいないなんて。

大好きだよ。