聞こえない声

20060305-koneコネちゃんの亡骸は、明日お骨にしてもらうために預けることになった。まだ本当に眠っているのかと思うくらいに、きれいだ。ご飯が欲しいときにはカウンターの上に乗って、私が「コネや~、コネちゃんや~」と声をかけると聞こえるか聞こえないか位の小さな声で「ニャ~ン」とか「ァァーン」とか言ってヒゲを震えさせていたね。あの声が懐かしいよ。亡骸を撫でていると身を翻して逃げて行っちゃいそうだ。「あんたのことは嫌いじゃないけど、放っておいて欲しいのっ!」ってそういう感じ。きっとコネちゃんは今でも私に何か話しかけているに違いない。まだ存在を感じるから。ただ、悲しいかな、人間にはその声が聞こえないんだろうな。


もっちゃんが手術を終えて昨日帰って来た。子宮からはみ出した腫瘍を少し切除した。ただ、尿道がその部分にあるため全てを切除は出来ないらしい。数年前保護したときに別の医者で数回の手術を行った結果、少し複雑な事になってしまったらしい。でも、赤くタダレた部分がなくなって、本人は気分がちょっと良いらしく散歩もトコトコ付いてくる。術後時間も余り経っていないのに、動物ってのは強いんだね。ギルのお腹はプックリしてきた。今日、下痢をした。要注意だ。

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