昼間に歩いたデトロイトの町

デトロイトの朝は遅い。いや、遅くは無いかもしれないが、美術館は朝の11:00から夕方4時まで。何でそんなに早く閉まっちゃうの?11時過ぎには美術館にいたのに全然時間が足らなかった。モディリャーニの絵なんか見ちゃってもう感激。エントランスで「カメラ持ってるんだけど」って言ったら撮影許可のステッカーをくれた。ピンクの名前入り許可ステッカーを胸に貼って気に入った絵を撮影する。もちろん撮ってはいけない展示物もある。途中親切なおばあちゃんが、「撮らないほうがいいと思うわ。」と声をかけてくれた。反論してもしょうがないので「うんうん。」と答えた。相棒が、厳重に管理された日本の美術館のようにガラスケースに入っていないゴッホやピカソの美しい絵を見て「ねぇ、これ本物なの?」としきりに繰り返す。本物に決まってんじゃないの?とにかく広い美術館だった。入館料4ドル。10月からはドガ展を行うそうです。でも観光地ではない都市なので何だかもったいない。見に来る人も少ないので将来が心配。車産業で羽振りの良かった頃の産物なのかな?美術館の帰りに約4Kmの道のりを歩いてホテルへ帰ったけれど廃墟のような建物が立ち並び無事に戻れただけでもあり難い。相棒と二人でも怖かったよーん。