生命の輝き

あげはあげは朝、庭に出てふと足元を見たら、1匹のアゲハがもがいていた。見ると、片方の羽がきちんと開いておらず内側に丸まっていて上手に飛べないようだった。思わず手を差し伸べたら、私の指にからまり付いたので、そのまま良く日のあたる南天の枝葉につかまらせた。日に当たれば少しは羽が元に戻るかと期待して。
・・・
しばらく経ってから、またアゲハの事が気になり庭に出たら、南天の枝からは降りて何と!写真のとおり他のアゲハと交尾をしているではありませんか!羽は上手く広げられなかったけれど、次の世代へと命は繫げたわけだから、私はなんだかホッとしてしまった。願わくば卵を庭にある山椒にでも産んでくれて、新しい命が瞬くその姿を、もう一度見せて欲しい。
・・・・上手に飛べないアゲハはその後もツツジの枝に移りしばらく庭にいてくれた。3時ごろ確認したときにはどこにも姿が無かった。

熱は下がったものの喉の調子が悪いので、喉の消毒薬を買いに薬局へ。それからナッキーと散歩。途中、動物大好きのおじさんが家庭菜園で取ったと思われるレタスをバケツに入れて歩いているところに遭遇。美味しそうなレタスだった。散歩から帰ってナッキーと戯れていたら、おじさんの奥さんが、さっきのレタスを差し入れに来てくれた!!わぉっ!そんなに欲しそうな目をしていたかしら?とアレコレ話して大笑いした。何だかうれしかった。